浦賀の渡し(東浦賀~西浦賀)
浦賀は東京湾の入り口にできた天然の良港で、東岸と西岸は小さな渡し船で結ばれ、往来することができる。明治以前は江戸表に向かう船舶の御船検めが浦賀奉行所によって実施されていた。ペリーの黒船が浦賀湾に現れたのもそのためだろう。
湾口の燈明堂わきには浦賀奉行所の処刑場があり、人斬り場とよばれていた。数年前に飼い犬を連れて訪れたところ、犬が狂ったように吠え始めた。百五十年以上も前に土に滲み込んだ人血の匂いでもしたのだろうか。夏には外部から訪れる行楽客が浜辺でバーベキューをやっている風景を見ることができるが、人斬り場の歴史を知る地元民の姿はほとんどない。
2024年3月24日
神奈川県横須賀市東浦賀・西浦賀
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